「BitaP」は「Bite then appetite peak」の頭文字で、
「一口食べれば、ますます箸が進む」という意味です。

幼い頃、私には体質による食の制約がありました。

外食に行くたびに、食べたいものを我慢する、他の人と違うものを頼む、思い切って食べて後で体調を崩す——その三択を繰り返していました。

食事の時間が、楽しみではなく、やり過ごすものになっていた。

大学院の博士課程に入ってからは、別の制約が来ました。時間がない、お金がない。食事に使えるのはコンビニの数百円。栄養のことは気になりながらも、調べる気力も時間もなかった。

そういう食生活を続けたら体調を崩し、大事な研究生活に穴が空きました。

食に困っているのに、その困りごとを解決する余裕すらない。その状態がどれだけ苦しいか、身をもって知っています。そしてそういう人が、世の中にたくさんいることも。

腸内細菌の研究を続ける中で、気づいたことがあります。腸内環境を整えるためには、何かを食べたり食べなかったりするのではなく、「なるべく継続していろんなものを食べること」で実現できる。つまり、おいしさと健康は、どちらかを諦めなくていい。制約の中でも、ときめく食事はできる!

だから私は、食に困っている人の隣に座って、その人だけの答えを返したいと思っています。一人ひとりの隣には座れないから、企業の食堂に、商品の設計に、素材の選び方に、その答えを埋め込んでいく。

腸活は、その手段です。目的は、あなたの食事がときめくもの(=口福)になること。

制約の中でも、食事で人生を120%から200%にしてほしい。
それがBitaPをつくった理由です。